昼顔妻の七転び八起き

昼顔生活🌺5475日間

■飲み会その後

それから、しばらくは…。

もちろん、飲み会で言われたのは酔ってたからだと、聞き流すことにして…私は黙々と仕事をしていた。

斉藤さんは、相変わらず仕事は適当に、アフターは飲み仲間と楽しげに過ごしているようだった。

だが、あの飲み会から、一つだけ変わった事があった。 

斉藤さんが、私をみる視線が、熱を帯びていることに気がついていた。 
それは、仕事中も、休憩中も、事ある毎に、視線がぶつかった。 

特に言葉をかけるわけではなく、暖かく私を見ていた。

私は…

気づいていないふりをしながらも、けして嫌な気分ではなかった。 

そして、そんな日々が1ヶ月も、過ぎた頃。

また、会社の飲み会があり、一緒に、お酒を、のんだ。


※読んでいただき、ありがとうございます。