昼顔妻の七転び八起き

昼顔生活🌺5475日間

■パートの面接

面接先は、義理の母親に勧められた物流センター、
新規の立ち上がりで、大量採用をするから、行ってみたら?といわれた先だった。

面接官は3人。
後に、昼顔相手となる責任者(斎藤さん)は、翌週の赴任と言うことで不在だった。

九州の片田舎で、新規立ち上がりともなれば、地元の主婦が、こぞって面接に、やってきた。
私もそんな中の一人だった。

義理の母親も同様の仕事内容をしてて、面接の際に其の話をすると、即、採用決定した。


一週間後、勤務初日。

私と同じ新規採用は30人ほど…。
大勢の人のなか、とても緊張した事を覚えている。

私は、工場内作業で採用されたが、先方の都合で
事務職へと転換となった。

それを告げられたとき、ラッキーだと思った。

全体顔合わせで、集合がかかり、センター長と呼ばれる彼(斎藤さん∷仮称)が前に立った。

東京から赴任したという斎藤さん(仮称)は、センター長と呼ばれる事に慣れてて、偉そうにしていた。
都会風を吹かせ、嫌な感じ…。
初の挨拶では、がんばっていこーとかそんな事ではなく…

『自分は、順調に立ち上がれば、すぐに東京へ帰るから。』



こんな田舎には、長居するつもりはない。

そう聞こえた。




『なんだ、コイツ!!
馬鹿じゃないの!?


私が彼に感じた第一印象だった。







※読んでいただき、ありがとうございました。